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浦レポ by 浦和フットボール通信

怖かったのは事故だけ 噛み合う試合への強さを見せた神戸戦【轡田哲朗レッズレビュー/J31節神戸戦】

(Report by 轡田哲朗)

メンバー変更は2人のみ

浦和レッズは18日のリーグ第31節の先行開催(29試合目)、ヴィッセル神戸とのアウェーゲームに1-0で勝利した。失点の危険はほぼ感じない展開だった一方で攻撃の機能性には課題を抱えたが、最終的にはマルティノスがロングランのできる特性を生かして決勝ゴールを奪い取った。

この神戸戦の前の試合になった横浜F・マリノス戦を2-6で大敗していたので、大幅なメンバー変更を予想、あるいは期待した人もいるかもしれない。実際のところは、センターバックの1人が岩波拓也からトーマス・デン、ボランチの1人がエヴェルトンから青木拓矢に代わる2人にとどまった。そして、岩波とエヴェルトンはベンチに入ったので、実質的に登録メンバーそのものに何か手が入ったわけではなかった。

大敗の後の試合でメンバーが代わらないことで、この18人以外の選手たちのモチベーションを心配する人もいるだろう。それもまた起こり得ることなのだけれども、戦績を思い出せばマリノス戦の前は6試合も無敗だった上に、シーズンも終盤に入っている。この時期に関して言えば、私なりの表現をさせてもらうと「オーディションはもう終了している」なので、負傷や累積警告が重ならない限り大幅なメンバー変更や驚くような選手抜擢は起こらないだろう。これは恐らく、浦和レッズだから、とか、大槻毅監督だから、とかではなく、プロのサッカークラブというのはそういうもの、という範疇に近い。そして、以前にも記したように、これだけ全選手にレギュラーになるチャンスがあるトレーニング構成だったシーズンもあまりないので、監督にとっての競争を勝ち抜いてきた選手たちを起用することを尊重したい。

一方の神戸は4-3-3も4-4-2もできるチームではあるものの、このゲームでは4-4-2を選択していた。私たちは浦和に対する興味が強いので、大敗のマリノス戦やベガルタ仙台戦の大勝などを見れば、ピッチの中に噛み合わない要素を残す4-3-3にしなかったのはなぜかと考えてしまうだろう。一方で、神戸には神戸の事情があり、例えば4連敗中であることやAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を控えることなど、選手起用やシステム採用に狙いや理由がある場合もある。

崩れない浦和のブロックか、崩せない神戸のビルドアップか

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