武田英寿がリーグデビューのチャンス ボランチでの成長に阿部勇樹の存在があった
(Report by 河合貴子)
プロ一年目の厳しさを感じながら残り3試合に悔しさをぶつける
「一番は、くやしい。この状況で何もと言うか・・・、少ししかチームにあまり貢献できなかったのが一番くやしい」とプロ1年目の厳しさを実感したかのように武田英寿選手は、今シーズンを振り返った。
ACL出場権獲得も完全消滅する中、柏木陽介選手は右膝関節遊離体で手術して戦線離脱、青木拓也選手も負傷交代を余儀なくされた鹿島戦から別メニューが続いている。さらに、先週まで別メニューで調整していた柴戸海選手が完全合流したとはいえコンディションに不安が残るし、エヴェルトン選手は退団が決まっているだけにルーキーの武田選手のリーグ戦デビューに期待がかかる。
残り3試合となった今シーズン、武田選手がプロデビューしたのはYBCルヴァンカップ・アウェイでのC大阪戦だけだ。1点を追う展開の中、76分に起死回生を狙いピッチへと送り込まれた。だが結果は、武田選手らしく躍動することもできずにYBCルヴァンカップの敗退が決まってしまった。
「試合に出ないと分からないこともあると思う。これから残り3試合に絡んでそれを経験できたら良いと思う」と試合出場の機会を虎視眈々と狙っていた。
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