勝敗についてはマイナス材料がそろう 希望は興梠のゴール記録【川崎戦プレビュー】
(Report by 轡田哲朗)
さすがに今節は納得感のある起用をした方が良い
浦和レッズは16日に川崎フロンターレとのアウェーゲームを戦う。新型コロナウイルスの影響で色々と不規則なこともあったリーグ戦も残り2試合で、ここから何も起こらない保証はないけれども、まずJリーグが約半年間でほぼ全ての試合を消化するというミッションをクリアしようとしていることは、素直に素晴らしいことだと思っている。
その変則的なシーズンで過去に類を見ない独走での優勝をすでに決めているのが川崎で、今回の対戦相手になる。彼らとの対戦では文字通り全てのチームがチャレンジャーであるので、例えば勝敗に関するプラス材料とマイナス材料みたいな話で言うと、シンプルに相手が強いことがマイナス材料という言い方のできる試合であるし、まずはそれをきちんと認めるところから入った方が良いと思っている。
前節の後にもチラリと触れたけれども、この状況で退団が決まっているマルティノスやエヴェルトンをスタメン起用することは、彼らがどれほど能力の高い選手であっても理解は得られにくいだろう。もし、彼らについて契約期間内で移籍金を得て放出することを戦略的に狙っていて、これまでに出場機会があまりなかったというのなら理解はできるが、いずれも契約満了に伴うものだから当てはまらない。
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