アカデミー出身の伊藤敦樹、鈴木彩艶、福島竜弥が語ったレッズでのプロ契約への思い
(Report by 河合貴子)
英才教育を受けたルーキーたち
浦和の地でプロとして1歩を踏み出したルーキーは、中央大から大久保智明選手、流通経済大学から伊藤敦樹選手、青森山田高校から藤原優大選手、そしてユースからトップ昇格した鈴木彩艶選手と福島竜弥選手だ。
その中で、プロ選手になる前から『浦和を背負う責任』をしっかりと胸に刻んで歩んできた選手たちがいる。やはり浦和の下部組織で育ってきた選手たちが、プロとして浦和でスタートできることが一番である。「育成なくして、強化なし」という言葉があるほどだ。
「大学4年間は、レッズに戻りたいという気持ちで過ごしてきた」と言うのは、伊藤敦樹選手だ。中学から浦和の下部組織で育った伊藤選手は、残念ながらユースからトップ昇格できなかった。ちなみに4年前は、ユースから昇格した選手は残念ながら一人もいなかったのだ。再び浦和に戻るために、流経でどれだけ努力をしてきたことか・・・。伊藤選手はユースから流経を経由して昨シーズン特別指定選手として練習にも参加した。「努力に勝る天才なし」を座右の銘にしている宇賀神友弥選手と同じ道を歩んでいる。
(残り 1886文字/全文: 2366文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ