浦レポ by 浦和フットボール通信

現時点では強すぎた相手 応用問題を投げかけられ混乱した最終日【沖縄キャンプ最終日/TM札幌戦】

(Report by 轡田哲朗)

「もうちょっと何とかなるんじゃないか」という期待はあった

浦和レッズは沖縄県でのトレーニングキャンプ最終日となった2月7日、北海道コンサドーレ札幌とトレーニングマッチを行った。45分×3本の形式で、順に0-1、1-1、0-2の経過でトータル1-4の敗戦。2本目の得点者は関根貴大だった。

それで、このトレーニングマッチではクラブからの要請があって明確なメンバーをお伝えはできないので、少し抽象的になるのはご容赦いただきたい。

これまで、キャンプの前半では序列を見つけるのは難しかったチームで、完全非公開だった4日のサガン鳥栖戦のメンバーは本当に私たちメディアも全く分からないのだけど、この札幌戦では「もし明日が開幕戦だったら、このメンバーにしたいのかな」が伝わる形になっていた。それだけに、1本目の45分間だけで10本以上のシュートを浴びて、札幌が決定力を欠いたことで0-1という見ることのできるスコアになったとはいえ、浦和のペナルティーエリア侵入は片手で数えきれるような試合展開は少しショッキングだった。もし札幌の前線が決まって良さそうな場面のシュートを半分くらい決めると、3点差か4点差が45分間でついただろう。

(残り 2020文字/全文: 2539文字)

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