浦レポ by 浦和フットボール通信

南萌華がWEリーグ開幕に向けて、更なるレベルアップを掲げたポイントとは

(Report by 河合貴子)

さらに強いレッズレディースを見せる

空中戦にも強く、対人も強く、守備範囲も広いだけではない。後方からのビルドアップの技術にも優れているセンターバック。日本女子サッカー界の屈指のDFといえば南萌華選手だ。

浦和レッズレディースは、両サイドバックが高いポジションをとり、南選手と長船加奈選手のセンターバックのコンビとGK池田咲紀子選手のトライアングルでしっかりとリスクマネジメントしながら、昨シーズンのなでしこリーグで最少失点(17失点)の結果を残した。確かに、アルビレックス新潟レディースも17失点で浦和と同じである。だが、浦和の場合は、前線から激しくプレスを掛けてはめ込むアグレッシブな守備だ。DFラインを押し上げた中での広大なスペースをしっかりと守り抜いた結果であった。

南選手は「去年に引き続き、失点を少なくする!チームの方針は大きく変わることはない」とWEリーグでも最少失点を目指して闘う覚悟をもっていた。そして「WEリーグでは、去年以上に勝ちにこだわっていきたいと選手全員が思っている。去年の所にプラス上乗せして、さらに強いレッズレディースを見せていければと思っている」と目を輝かせた。

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