浦レポ by 浦和フットボール通信

開幕まで10日。戦術理解度、フィジカルを高めるトレーニングを行う【練習レポ】

(Report by 河合貴子)

開幕スタメンを勝ち取るために選手がアピール

開幕まであと10日と迫る中、戦術理解度を高めながらフィジカル面にもかなり負荷を掛けた練習が約2時間半にもわたりみっちりと行われた。

SC相模原とのトレーニングマッチをコンディション調整で回避した小泉佳穂選手と柴戸海選手、伊藤涼太郎選手たちは完全合流し元気いっぱいに練習参加をしていた。また、リハビリ中で別メニューが続いていた興梠慎三選手とトーマス・デン選手は、今週から部分合流となり、開幕戦に向けて順調な回復ぶりを見せていた。ただ残念なことに、西大伍選手だけが怪我の治療のために練習は不参加であった。

3グループに分かれてアップの中で取り入れられていたパス&コントロールでは、攻撃の組み立ての共通意識を持たせて行われており、5レーン理論に基づいた動きの中でポケット(空いたスペース)に下りるオフ・ザ・ボールの動きに合わせてポケットに入れる展開やポケットに下りた選手が相手DFを引き付けることを想定して、ポケットを飛ばして3人目の動きに合わせたり、ワンツーでDFの裏を取るイメージなど多様なバリエショーンの形が見られた。

(残り 1021文字/全文: 1513文字)

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