0‐7の処方箋(J論)

浦レポ by 浦和フットボール通信

アウェイで鳥栖に完敗 山中亮輔が危機感を露わにした部分とは【河合貴子 試合のポイント/J第2節鳥栖戦】

(Report by 河合貴子)

アウェイで鳥栖に完封負け

春の陽気に包まれた穏やかな関東地方だったが、アウェイの鳥栖に乗り込んだ浦和にとっては厳しい現実を突きつけられることになってしまった。今シーズンの初勝利を目指していたが、0-2で敗戦。

「どっちが勝ってもおかしくない試合だった」とリカルド・ロドリゲス監督は悔しさを噛みしめていた。確かに浦和が先制点を獲る数少ないチャンスはあったが・・・。先制点さえ奪うことができれば、試合の流れは変わっていたかもしれない。試合全体を通してボールの支配率はフィフティ・フィフティであったが、ゲーム運びでいえば鳥栖の方が一枚上手だった印象は否めない。

浦和は、右サイドハーフを開幕戦でスタメン起用した明本考浩選手に替えて田中達也選手を先発起用し、あとは同じメンバーを先発させた4-2-3-1。一方の鳥栖は、中盤をダイヤモンドの形にした4-4-2で臨んできた。

試合の立ち上がりから鳥栖は攻守においてアグレッシブな姿勢を見せてきた。5分、樋口選手のスルーパスに林選手が抜け出しシュートを撃たれたシーンはオフサイドであったが、ヒヤリとさせられたシーンであった。さらに8分には、伊藤敦樹選手のハンドがPKの判定となったが、VARによりペナルティーエリアのわずか外であったことが確認されて安堵したが、いずれもゴールに直結するような形を鳥栖が作り出していたのだ。

また、球際にも厳しくガツガツとプレスに来る鳥栖であったが、12分にはクリアーしようとした岩波拓也選手の顔面に仙頭選手の足裏が直撃!仙頭選手にはラフプレーとしてイエローカードが提示されたが、完全にスパイクの裏が見えていただけに一発退場になってもおかしくないと思わずにはいられないシーンもあった。その後、岩波選手は止血してピッチへと戻りフル出場したが、右目の周辺が時間と共に青白く腫れていくのが画面を通してでも分かるほどであった。

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