5レーン+1を作る小泉の役割 パススピードと背後への動き【轡田哲朗レッズレビュー/J第4節横浜FM戦】
(Report by 轡田哲朗)
現時点で監督はローテーション起用に否定的
浦和レッズは14日にリーグ第4節のアウェーゲーム、横浜F・マリノスとのゲームに0-3で敗れた。方法論はそれなりに違うものの、ピッチ上に起こる事象としてはマイボールを大切につなぐ攻撃と、ハイプレスから速攻のハイブリッドを目指すという点で共通項がある。その中で、このゲームに関してはマイボールの質もプレスの強度も及ばなかったので、2点差で収まらないスコアで敗れたのは内容に対して公平だと言える。
メンバーに関してはプレビューにも記したように、リカルド・ロドリゲス監督が現時点で激しいローテーションをしたくないと話している。その理由には納得がいく部分があるものだったので、それについて批判をする気はないと明言もした。だから、多少その疲労感からパフォーマンスが上がらない感がある選手がいたのは事実であるにしても、その選手をコロコロと代えるよりもメリットが大きいという監督の判断は尊重したい。
「地を這うような速いパス」を出せるかどうか
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