浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド・ロドリゲス監督が川崎戦でのゲームプランを考える上で大事にしたいこと

(Report by 河合貴子)

7連戦の締めくくりは王者川崎との対戦

「良い試合にして、勝利に繋げたい。川崎は良い対戦相手になると思うけど、戦えると思いますし、勝てると思います。それを証明していきたい試合だ。信念を持って、決意を持って挑みたい」とリカルド・ロドリゲス監督は、力強く話した。

開幕してから過酷な7連戦のラストゲーム、ホーム埼玉スタジアムにリーグ王者である川崎を迎え撃つ。川崎戦を前にして行われた金曜日のZOOMによる定例会見では、リカルド監督からは迷いも恐れも全く感じられなかった。あったのは、勝利にこだわる強い信念と決意であった。

川崎は、前節のアウェイ神戸戦で試合終了間際の90+10分に右サイドを初瀬選手に突破されてえぐったクロスを菊池選手がしっかりとヘッドでゴールへと叩き込み、土壇場で1-1の引き分けに持ち込まれてしまった。ゴール前に川崎のDF陣の人数もしっかりと揃っていた中での失点であった。チーム完成度の違いはあるが、浦和にも十分にチャンスはあると神戸が感じさせてくれたシーンであった。とはいえ、J屈指の攻撃力を誇り、チームとして熟成されている川崎は、連覇を目指し5勝1分けと開幕ダッシュを決めている。

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