ルーキー大久保智明が川崎戦で実力差を痛感も、潔さをみせた理由は
(Report by 河合貴子)
ドリブルが武器
Jリーグの覇者川崎に0-5で大敗した。リカルド・ロドリゲス監督新体制の下で、チームはまだ発展途上の段間だと頭の中で理解をしていても、なかなか心が理解しづらいところがある。気持ちを切り替えて前を向きたいが、そう簡単なことでない。
「言い訳になるか分からないですけど」と前置きをして「1年目で当然というか、自分があまりプレー出来なかったのは、自分の実力不足だったし、逆に惜しくなかったからこそ(気持ちの)切り替えが早かった」と話したのは、中央大卒ルーキーの大久保智明選手であった。
非常にサバサバとしていたというか、潔く、爽快感をある意味、感じさせてくれたのだ。川崎戦の56分に汰木康也選手に替わってピッチへと送り込まれた大久保選手。ダメ押しとなってしまった5失点、キープも出来ずに自陣でボールを失ってしまった。得意のドリブルで川崎のプレスを翻弄することもできなかった。できなかったことに打ちひしがれるのではなく、自分の現状をしっかりと潔く認めて、それを糧にしている大久保選手の姿があった。
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