エリートリーグで初の指揮を執る平川コーチにリカルド監督が期待することとは【こぼれ話】
(Report by 河合貴子)
エリートリーグで平川コーチが初の指揮官に
リカルド・ロドリゲス監督が、初めて監督として指揮を執ったのはわずか19歳の時であった。レアル・オビエドのユースの選手だったリカルド監督は、17歳の時に左膝十字靱帯断裂する大怪我を負い指導者への道を歩み始めた。
「私が初めて指揮を執ったのは、19歳の時だった。そのときの選手が18歳の選手たちだった。1年の違いしかなかったことを良く覚えている。その試合は、ハーフタイムの時点で2-0でリードしていた。ピッチ上で2人の選手の態度が悪かったので、ハーフタイムで交代させた。キャプテンと副キャプテンだった。交代の後、トータルで10-0で勝った試合だった。今でもオビエドに帰ると町中で彼らに会った時、思い出話をよくしている」と初采配の当時を懐かしそうに振り返った。
初采配はどんな監督でも忘れられないものであるが、チームの規律を重んじるリカルド監督の原点が19歳の指揮官の当時からあったのは本当に興味深い話だ。
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