リカルド監督が中断期間での練習に手応え 取り組んできた課題克服の部分とは
(Report by 河合貴子)
準備したことを鹿島戦にぶつける
インターナショナルマッチウィークのリーグ中断期間をリカルド・ロドリゲス監督は『4月、5月のJリーグでしっかりと戦う準備期間』と位置づけていた。リーグ戦1勝2分け3敗、YBCルヴァンカップ1分け1敗と、公式戦8試合を戦いいまだに1勝しかしていない現実がある。リカルド・ロドリゲス監督新体制の下で戦術理解度の浸透にかなり時間が掛かってしまっていることは否定できない。
5レーン理論に基づいたポジショナルプレーで支配率も上がってきているが、バイタルエリアに入ってからのコンビネーションやアイディア、判断力によりシュートまで持ち込めない展開や決定的シーンを作ることができずに、攻撃が停滞ぎみになっている。
この中断期間に、相手を押し込んだ状態でのポジショニングや戦術的なバリエーションの練習をしてきたそうだ。リカルド監督は「たくさんの決定機を作って、それをゴールに繋げていきたい。鹿島戦でそれができるという希望を感じている」と目を輝かせていた。
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