浦レポ by 浦和フットボール通信

楽しみなリカさんの古巣対決 ここ2年なかった力を証明する3連勝を【轡田哲朗レッズプレビュー/徳島戦】

(Report by 轡田哲朗)

メンバーのベースは結果が出ている間は変わらなさそう

浦和レッズは11日に、リーグ第9節のホームゲームで徳島ヴォルティスと戦う。リカルド・ロドリゲス監督と小幡直嗣コーチ兼通訳にとっては言わずと知れた古巣対決であって、特別なゲームになるだろう。リカさんはタイで監督をしていた時に過去に指揮したクラブと対戦した経験はあるようだけど、日本では初めてのことになる。惜しむらくは新型コロナウイルスの影響で観客動員数とか、アウェーからの来場に制限がある観戦ルールになっていることだけれども、どちらのチームにとっても普段以上に「良いゲームをした上で勝ちたい」という試合になることは間違いないだろう。

浦和は鹿島アントラーズ戦、清水エスパルス戦と、全く同じスタメンとベンチ入りの合計18人で戦って2連勝した。リカさんはこの件について「パフォーマンスと結果が良くて帰る理由がなかった」という趣旨の言葉を残しているので、徳島戦もフィジカル的な理由でスタメンを諦めなければいけない選手が出ない限り、同じメンバーで臨むことになるだろう。その辺りは、今の自分たちの最大値を出すことが結果的に相手にダメージを与えることになるという部分もありそうで、どこかで結果が出なくなるか、明らかに対策されているという内容のゲームが出てくるまで、大枠は変えないのかもしれない。

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