プロ化のレッズレディースが初陣【WEリーグプレシーズンマッチ仙台戦レポ】
(Report by 河合貴子)
WEリーグ開幕に向けた前哨戦
新たな局面を迎えた日本女子サッカー界で、プロ化に伴い三菱重工浦和レッズレディースとして新たなスタートを切った今シーズン。昨年のなでしこリーグ女王としてWEリーグ初代女王を狙う浦和は、9月開幕までに昨シーズンを土台として楠瀬直木新監督の下でチーム力をアップさせていくことになった。9月の開幕に向けて着々と準備を整えていく中、WEリーグプレシーズンマッチが浦和駒場スタジアムで開催された。
浦和の初戦の相手は、日テレ・ベレーザ時代に4連覇を成し遂げ知将と称される松田岳夫新監督の下で心機一転したマイナビ仙台レディース(元ベガルタ仙台レディース)だ。
浦和は、昨年の皇后杯で左膝前十字靱帯損傷し戦線離脱している清家貴子選手に替わり、長島玲奈選手を右サイドバックで先発起用したが、昨シーズンを継続するスタイルで挑んだ。試合開始早々から、激しく前プレスを掛けて主導権を握ったのは仙台であった。
栗島朱里選手は「(試合の)入りのところでCKを獲られたのは、めちゃくちゃ反省点」と話すほど、仙台は攻守においてアグレッシブな姿勢をみせていた。
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