浦レポ by 浦和フットボール通信

トーマス・デンが復活を宣言「いつでもピッチに戻る自信がある」 リカルドサッカーの順応にも自信を見せる

(Report by 河合貴子)

トーマスがやっと戻ってきた

「やっとのことで、試合のメンバーに戻ることができた。チームの一員という感覚があり、非常にうれしい」と満面の笑みをうかべたトーマス・デン選手。リハビリという長い、長い、トンネルをようやく抜け出してYBCルヴァンカップ・アウェイ柏戦で今シーズン初のベンチ入りを果たした。

昨シーズン残り3試合となった12月12日、トーマス選手の姿は浦和にはなかった。「怪我の治療のため、オーストラリアへ一時帰国しました」と発表があっただけの突然の帰国であった。

トーマス選手は「グロインペイン症候群という、恥骨にものすごく痛みが生じるような怪我でした。その怪我の状況にも関わらず、3、4試合は痛み止めを飲みながら無理をしてプレーしてしまったことがあった。悪い方向に行ってしまった。シーズンが終わる前に治療のために帰国したというのが昨年の流れでした」と申し訳なさそうな表情をした。

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