浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督がチームの進化に手応え 同じスペイン出身のイニエスタとの対戦を心待ちに

(Report by 河合貴子)

チームも上り調子に

リカルド・ロドリゲス監督の下で5レーン理論に基づいたポジショナルプレーを土台にして、対戦相手によって臨機応変に戦い内容と結果が伴ってきた。選手たちも手応えを感じ、自信を深めてきている。

リカルド監督は「チームは進化している。発展している途中の過程であると思う。改善点は常にあるものだと思っている。選手たちは、その中でベストを尽くしてくれている。試合によってはやり方を変えたりしてるが、選手たちは実行してくれている。キャンプの時は、J1のチームで戦いにくく大変な思いをした。シーズンが始まって、勝てない、もしくはリードされる、そこから追いつかないといけない試合があったが、内容がドンドン良くなってきて、最近のガンバ戦、仙台戦は内容でも相手を上回っていた」とチームの進化を喜びながら「ただ、向上心を常に持ちながら、成長しながら、改善しながら、ということを続けていかなければいけない。選手たちが、できることが増えていると思う。私にとって、メンバーリストを作成するのがドンドンと難しい作業になってきている」と嬉しそうに話した。

今シーズン、リカルド新体制になり新加入した西大伍選手や小泉佳穂選手、明本考浩選手、田中達也選手、伊藤敦樹選手たち即戦力がピッチで既存の選手たちと融合し、戦術理解度の浸透を図りながら闘ったシーズン当初は内容も結果も示すことができずに苦戦をした。

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