浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が名古屋戦を「直接対決」と位置付ける

(Report by 河合貴子)

ACL出場圏内に食い込むためには負けられない一戦

名古屋戦を目前にして、リカルド・ロドリゲス監督は『直接対決』と位置づけていた。

現在2位の名古屋は、11勝3分け5敗で勝ち点36ポイントだ。8位の浦和は、8勝3分け5敗で勝ち点27ポイントだ。6位の鹿島、7位の神戸と勝ち点で並んでいるが得失点差で8位に甘んじている。順位表だけを見れば、名古屋は確かに2位をキープしている。しかし、他のクラブと比べて3試合多く消化している。この3試合の差を浦和が勝っていたと想定したら、勝ち点36ポイントとなり名古屋に並んでいることになる。取らぬ狸の皮算用だが、リカルド監督が『直接対決』と意気込む理由がよく分かる。

「どの試合でもそうだが」とリカルド監督は前置きをして「我々としては、直接対決と認識をしている。そういうチームに対してコンプリートな試合をしていかないといけない。攻撃であれ、DFであれ、あらゆる局面で我々はしっかりと良いプレーをしていかないといけないと思っている。名古屋もすごく良いチームで、あらゆる瞬間に(試合の)流れが関係なくゴールを獲る力もある。DFも堅く守れるチームだ。そして何よりも個の力がすごく強いチームだ。我々としたら、最高のレベルで最高のパフォーマンスを発揮していかないと難しい試合になってしまう。チームとしても、個人としてもパフォーマンスも最大でいってほしい。そして、それをした上で試合に勝って、順位を縮めていくこと。やはり、ACLを目指していくのであれば、こういった試合をしっかりと物にして上に進んでいくことが大事になってくる。そのためには、完璧な試合をしないといけない」と最大限の力を発揮して最高のパフォーマンスで名古屋戦に挑む。

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