浦レポ by 浦和フットボール通信

酒井宏樹が加入会見「恐かったレッズサポーターが味方になるのは心強い」

(Report by 河合貴子)

フランスのビッククラブから覚悟を持っての移籍

「浦和レッズは、ACLに出ないといけないクラブだと思う。その目標を達成できるように少しでも力になりたい」と目を輝かせて、フランスリーグ・アンのオリンピック・マルセイユから完全移籍で浦和にやってきた酒井宏樹選手。リモートでの加入記者会見の模様が、スポーツギフティングサービス『エンゲート』で生配信される中で行われた。

酒井選手は、「外国人枠として強い責任を持ってやってきたし、自分も活躍しているとしっかりと自負しながらプレーができていた。今年に関しては、右サイドバックの序列が、ただ1番だっただけで試合に出ていた。自分としての大きな活躍、チームとして今まで絶対的な立場が、僕としては確保できなかったかなという思いがありまして、外国人枠というとても大事な枠を取っていたので、それに対する責任もすごくあったので、そろそろ大好きなマルセイユから離れるべきなのかなと思っていた」とマルセイユを退団する決意をしていた。

酒井選手の実績を考えれば、海外はもちろん日本でも引く手あまたである。獲得に名乗りを上げたクラブは多かったはずである。その中から浦和を選んでくれたことは、浦和を愛する人々にとっては光栄なことであった。

「新しいステップとしては、もともと日本を考えていた。日本の中でも自分に良い意味でのプレシャー、責任感、緊張感をもたらせてくれるクラブを探していた。本当に浦和レッズには、マルセイユみたいな特別なサポーターがいる。非常に僕に緊張感を与えてくれる。責任感を与えてくれる存在だと思う。選ばせて・・・というのは失礼。お受けさせて頂きました」と浦和に決めた理由を明らかにした。

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