西野TDが財政難の中でも大型補強を行う狙いを語る
(Report by 河合貴子)
3年計画への浦和の本気度が伝わる
「浦和レッズは、アジア・世界を見ている。Jリーグのトップ、アジアのトップであるべき浦和レッズは、ヨーロッパのビック5のクラブに肩を並べるような名実ともにそういったクラブにならないといけないと思いますし、なっていたいと思います」と真っすぐに浦和の未来を見つめて西野努TDは言った。
来シーズンの優勝を目指し、シーズン途中で即戦力となるキャスパー・ユンカー選手だけでなく、アレクサンダー・ショルツ選手、酒井宏樹選手の加入が決まった。『3年計画』の2年目にして、浦和の本気度が熱く伝わってきた。
コロナ禍で財政的にも苦しい浦和であるが、浦和の未来を考えての大型補強であった。だが、大型補強と言っても、W杯で優勝し世界中のサッカーファンに知れ渡る選手ではない。選手1人を獲得するために限られた予算の中から、一貫したクラブコンセプトの下で浦和がトップレベルを維持するチーム作りのために、ポジションにこだわらずに本当に必要な選手を選出してきたのだ。
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