浦レポ by 浦和フットボール通信

レッズレディース4選手が、東京五輪への熱い思いを語る【東京五輪メンバー選出会見レポ】

(Report by 河合貴子)

18人の狭き門の中でレッズレディースから4名が選出される

スポーツの祭典、東京オリンピック開催まで約1ヶ月だ。コロナ禍で1年延期されたとはいえ、コロナ禍の影響はまだまだ影を落としている。それでも選手たちは、東京オリンピック出場に向けて万全の準備を整え、力を尽くしていく。

東京オリンピックの舞台で闘うなでしこジャパン18人のメンバーに、三菱重工・浦和レッズレディースからGK池田咲紀子選手、DF南萌華選手、MF塩越柚歩選手、FW菅澤優衣香が選出された。

南選手は「今まで、私のサッカー人生で支えてくださったすべての方に感謝の気持ちと、そばで支えてくれた家族に感謝したい。そして、代表合宿やいろんなところでプレーができたのは、このような状況の中で日々奮闘してくださる医療従事者の方々、いろんな場面で活躍してくださる方々のおかげだと思っています。その方々に東京オリンピックの舞台で、自分のプレーを最大限だして日頃の恩返しができたらと思っています」と感謝の思いを開口一番に口にした。

感謝の思いは、池田選手も塩越選手も菅澤選手もみんな同じである。リモートでの会見に臨んだ4選手たちは、「日本を背負ってオリンピックに挑む」覚悟と責任を感じているようで、引き締まった表情をしていた。

7月21日にグループリーグ突破を目指し初戦はカナダと対戦し、24日にイギリス戦、27日にチリ戦が開催される。そして、30日に準々決勝、8月2日に準決勝、6日に決勝と金メダルを目指してかなり過酷な日程の中での闘いが待ち受けているのだ。

GKからのビルドアップに定評がある池田選手は「GKの一番の仕事は、ゴールを守る。そこは必ず果たさないといけない責任だと思うし、そこがベースにあってビルドアップだったり攻撃に繋がる。シュートストップの部分で仕事をするのが一番だ」となでしこジャパン『背番号1番』として守護神としてしっかりとゴールを死守する構えをみせた。

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