浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が福岡戦雪辱を誓う「悔しさをぶつけたい」

(Report by 河合貴子)

リーグ折り返し地点の現在位置はポジティブな状況

コロナ禍の影響を受けながらもJリーグは、ちょうどシーズンの折り返し地点を迎えた。浦和は、19試合を消化して暫定6位(勝ち点31ポイント 9勝4分け6敗)だ。21試合を消化して無敗の暫定1位(勝ち点55ポイント 17勝4分け)川崎の足下にも及ばないが、浦和の目標であるACL出場権に少しずつ近づいてきている。

リカルド・ロドリゲス監督は「キャンプの時のチームのことを考えれば、かなり良くなったと思う」とチームの成長を感じ「例えば、開幕戦のFC東京で勝ち点2を逃してしまった。最後のところで広島戦では、勝ち点の取りこぼしがあったということを考えれば、より上位にいくチャンスはあったのかなと思う。ただ、ACLの出場枠のところから勝ち点6差(20試合消化で暫定3位(勝ち点37ポイント)名古屋を見てですが、名古屋より消化試合が1試合少ない。我々が目標としているところに、近づくチャンスは残っている。カップ戦も残っている。5試合でタイトル(天皇杯)というところにもいる。このリーグの折り返し地点でポジティブな状況である」と浦和の現状に満足していた。

そして「私がこのチームが加入した当時、難しい2年間を過ごしたあとのチームだった。チームの団結力、一体感が大事だと思い仕事をしてきた。非常に良い雰囲気の中で日々の練習ができている。戦術的な部分でもいろいろな物が習慣化されていて、チームとしての振る舞いもスタイルがハッキリとしてきていると思う。選手たちのパフォーマンスが、上がってきている。このチームに変化や改善をもたらすことができたと思うし、同時に今後に対する希望も感じている」と目を輝かせていた。

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