浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が仙台、相模原、大分の3連戦に向けた攻撃の改善に手応えを見せる

(Report by 河合貴子)

チームの成長を実感

新しい取り組みには、やはり時間が掛かるものだ。リカルド・ロドリゲス監督体制となり半年ほど経過した段階で浦和はまだまだ成長過程であるが、今シーズンの序盤と比べると本当に進歩していると浦和を愛する人々も感じているはずだ。

リカルド・ロドリゲス監督は「選手たちには、どのような状況で、どのようなコンセプトを当てはめて攻撃を仕掛けるのか』というメソッドを伝えている。例えば、3ヶ月前にできなかった練習なども、今ではできるようになったりしている。ルールを理解したり、スペースを使えるのか理解するプロセスを得てのことだ。私としては、どの練習をどのタイミングで行うのかということを考えることが大事だと思っている。(過密日程により)練習ができる時間が少ない中で、どの日にどの薬を処方するのかを考えないといけない。チームを成長させながら浸透させていくコンセプト、そしてメソッドを練習に落とし込むことだ」と話し「もちろん、選手の賢さと質の高さがあるから実行できている」と嬉しそうに声を弾ませた。

そして「例えばポジショニングとか、シンクロの部分、状況判断はまだまだ伸びしろがあると思う。そのプロセスの過程に、今はいるが、リーグの後半戦ではさらに選手たちは良くなっていくと思う。日々、彼らは成長しているし、まだまだ最高点には到達していない」と身を引き締めてチームの完成度を上げていく構えをみせた。

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