浦レポ by 浦和フットボール通信

相手を見定める試合の入りが重要に 前半戦ラストスパートの開始【轡田哲朗レッズプレビュー/仙台戦】

(Report by 轡田哲朗)

チームの中で大きく仙台戦と大分戦、天皇杯の2グループに分かれそう

浦和レッズは3日にリーグ第21節のベガルタ仙台戦を戦う。ホームではキャスパー・ユンカーのJ1初ゴールと、阿部勇樹の芸術的なフリーキックで勝利した。アウェーでの仙台戦となると、秋以降の優勝争いが絡んだ時期に苦しんだ記憶もあるが、その時期を外せばそれほど悪い成績を残しているわけでもなく、今や明確な苦手意識というのは過去のものだろう。

この仙台戦から中3日で7日には天皇杯のSC相模原(J2)戦があり、さらに中2日で遠征を伴う大分トリニータ戦がある。それで今季の前半戦が終了して、約1カ月間のオリンピック中断に入る。その五輪に関して複雑な思いを持つ人も少なからずいるだろうけれども、浦和の視点でシンプルに見れば約1カ月間、リカルド・ロドリゲス監督の戦術をさらに浸透させるべくトレーニングする時間があると前向きに捉えたい。

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