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浦レポ by 浦和フットボール通信

仙台戦はスコアレスドロー 勝利のために欲しかったもう一押し【河合貴子 試合のポイント/J21節仙台戦】

(Report by 河合貴子)

仙台の牙城を崩せず

「足りなかったのは、決定力のところ」とリカルド・ロドリゲス監督は眉間にシワを寄せ、試合後のリモートでの会見で無念さを口にした。ユアテックスタジアム仙台に乗り込んで上位進出を狙い挑んだ仙台戦であったが、リカルド監督のこの言葉が試合のすべてを表していた。

ACL出場圏内を目指す浦和とJ1降格圏外を目指す仙台。順位的に対照的な状況の中、戦い方も対照的であった。浦和は、両サイドバックを大外のレーンの高いポジションを取らせ、両サイドハーフが中に絞り気味となり前線に厚みを持たせて攻撃的に仕掛けていった。仙台は、手倉森監督が「ゲームプランとしては守って、守って、0-0から1点取って勝つというプランを描いていた」と話すように、4-4-2でブロックを作り、ボールサイドにスライドしながらゴール前を固めてきた。90分通して浦和のボール支配率は68%だ。ゲームを支配しながらも決定機を生かせずにスコアレスドローになってしまった。

最初に決定機を作り出したのは、6分のことであった。我慢強く左サイドでボールを回し、仙台のボールサイドにスライドする守備を引き付けて、槙野智章選手から飛ばしのパスを受けた西大伍選手のクロスにキャスパー・ユンカー選手が、見事なポジショニングでセンターバックの隙間をぬってヘディングシュートを放った。しかし、スウォビィク選手のスーパーセーブでゴールネットを揺らすことができず、そのこぼれ球にもユンカー選手が素早く詰めるも身体を張ったDFのブロックにあってしまった。

さらに12分、ユンカー選手が自陣からの小泉佳穂選手の縦パスを受けてカウンターを仕掛けDF陣を引き付けてエリア内に走り込んできた汰木康也選手へとフワリとパスを出したが、汰木選手のシュートはスウォビィク選手に止められしまった。仙台は、浦和のサイドバックの裏のスペースを狙って攻撃を仕掛けてきたが、しっかりとしたリスクマネジメントから決定機を作らせなかった。

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