浦レポ by 浦和フットボール通信

省エネとサボりは別のもの 大分にパスを3本つながせなければ強い【轡田哲朗レッズプレビュー/大分戦】

(Report by 轡田哲朗)

中断前のラストゲーム、3日の仙台戦が基本のスタメンになりそう

浦和レッズは10日にリーグ第22節の大分トリニータ戦を戦う。その翌日にエリートリーグの横浜F・マリノス戦(非公開)があり、その後は約1カ月の中断期間。チームは月曜日から1回オフに入るところまで日程は発表されているので、基本的にはここで一区切りして、疲労を回復させる必要がある選手はそこに注力して、あるいはコンディションを上げる、フィジカル的な負荷を落とさない方が良いという判断になる選手は自主トレ的な期間にしつつ、次の準備を模索していくということになるだろう。

その最後の相手として大分は難敵であるし、何よりもこの時期のアウェーゲームというのは日程的に「外れクジ」を引いた面があるのが正直なところだろう。天気予報は曇りであるものの最高気温は30度。非常に蒸し暑いスタジアムで試合をすることになるのはほぼ確定事項と言えるだろう。数年前、ACLの遠征直後に大分で試合があった時も、その蒸し暑さに相当に苦しんだ。これは中断明け8月半ばからの1カ月半くらいで、どのような戦いをすべきかの良いテストだと言える面があるかもしれない。

スタメンは恐らく天皇杯からのリバーシブルで、3日のベガルタ仙台戦に近いメンバーになると予想される。どの2人になるかなという組み合わせはセンターバックで、槙野智章が2試合連続でスタメン出場したから岩波拓也とトーマス・デンの組み合わせにするのか、それとも槙野とどちらかの組み合わせにするのかは、リカルド・ロドリゲス監督の判断を見てみたい。

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