ショルツが日本でのプレーを決断した理由と、後押しした日本人選手の存在
(Report by 河合貴子)
移籍にはブーイングもあった
アレクサンダー・ショルツ選手が、デンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部)のFCミッティランから浦和へと完全移籍を決めたとき、「チームに残って欲しい」と言う声だけではなくブーイングもされた。浦和に完全移籍する決断は、そう簡単なものではなかったはずだ。だが、やはりプロサッカー選手としてのチャレンジ精神が大きかった。
「今までヨーロッパでプレーしているときから、「何か新しいチャレンジ」を心の中で描いていた。母国(デンマーク)やベルギーでプレーしたりするのは慣れていたので、自分の人間性のところでもチャレンジするために浦和という判断をした。浦和には、アジアでのインパクトがある。求められることもものすごく高いので、ここではより一層の自分の理想が確実に求められる。日本に以前来たとき、素晴らしいサッカー文化であり、素晴らしいリーグの質を確認した。そのときに、日本でプレーをしたい気持ちが湧いてきた。そのときは、まだ自分がJリーグでプレーできるということは想像していなかったが、チャンスを得て浦和にたどり着くことができた。今は、楽しい!」と声を弾ませた。
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