浦レポ by 浦和フットボール通信

対ハイプレスとマイボールの安定、それでも勝ち点3は必須条件【轡田哲朗レッズプレビュー/湘南戦】

(Report by 轡田哲朗)

ルヴァン杯の川崎戦も迫る中で迎える試合

浦和レッズは29日にリーグ第27節、アウェーでの湘南ベルマーレ戦に臨む。前節のサンフレッチェ広島戦では、3バック型でワイドアタックを仕掛けるチームに対する、現状での効率的な守り方をピッチ上に示すことができた感がある。しかしながら、マンマーク傾向のハイプレスに対するマイボールの安定という課題は継続したので、ここがこの湘南戦の注目ポイントであり、あるいは試合を大きく左右する要素になるのではないかと予想している。

言うまでもなく今は強烈な9連戦の渦中にあって、これが折り返し地点を少し過ぎた6戦目になる。リカルド・ロドリゲス監督は、この湘南戦から中2日で迎えるルヴァン杯準々決勝、川崎フロンターレとの第1戦についても「今は湘南戦のことを考えていて、フロンターレ戦はその次という位置付けですが、時間があまりない中で今からも考慮しなければいけない試合」とも話した。リーグ戦よりもプライオリティを上げるかと言われると疑わしいが、もしリードを広げるような試合にできれば、数人はプレータイムを調整するような交代をするかもしれないし、そもそもの部分で広島戦とどれくらい同じメンバーが長い時間プレー可能かどうかも未知数なところがある。

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