2021.09.03

リカルド監督が「第1戦は今季ベストパフォーマンスの１つ」と評価　準決勝進出のために必要なこととは

2021年09月03日 17時45分　
カテゴリ：大原練習レポート • 選手コメント
タグ : photo • pickup • リカルド・ロドリゲス • 川崎フロンターレ

（Report by 河合貴子）

第1戦ではポゼションの部分も改善

YBCルヴァンカップ・準々決勝第１戦となったホーム浦和駒場スタジアムでの川崎戦では、痛恨のPKからアウェイゴールを奪われて1－1の引き分けであったが、リカルド・ロドリゲス監督は「非常に良いゲームで、今シーズンの中でもベストパフォーマンスの１つに入ると思う。リーグで首位のチームに対して90分間対等に戦うことができた」とチームパフォーマンスを高評価していた。

第１戦では、江坂任選手と小泉佳穂選手を前線に置き『浦和式ゼロトップ』の新たなスタイルでリーグ屈指の完成度が高い川崎を攻略していた。

「試合前から、川崎に対してボールをキープすることが大事だと言っていた。川崎に（ボールを）持たせると非常に奪いにくいチームですので、自分たちがボールをキープして、さらにそこからの展開で江坂選手が貢献してくれたと思っている。
川崎に対して、10人が走ってプレスを掛けないとダメージを与えられてしまう試合でした。コンビネーションの部分も出ていたと思うし、ポゼッションのところも少し改善したところもあるのかなと思う。江坂選手は、得点能力もあり、プレスの能力もあり、コンビネーションもできる選手で、非常に良いゲームをプレーしてくれたと思う」と嬉しそうに笑顔をみせた。

だが、ホーム＆アウェイの２試合の結果によって準決勝への進出が決まるだけにホームで1－1と引き分けことに関して「1－1という結果は、川崎にとって少し優位になる。私たちは、点を獲らないといけない展開になった。しかし、１点を獲れば（浦和が）こっちがアドバンテージを持つような状況になる。180分間、パーフェクトなゲームをしないといけない。１戦目でもほぼそれができた。残念ながらPKを与えてしまったところと、得点のチャンスで江坂選手が点を獲れなかったところだ」と悔しさをあらわにした。

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