浦レポ by 浦和フットボール通信

水戸から加入した平野佑一が加入してすぐに輝きを放っている理由を語る

(Report by 河合貴子)

加入から7戦スタメン出場で無敗

この夏のウインドウで電光石火のごとくJ2水戸ホーリーホックから、浦和へと完全移籍してきた平野佑一選手。リカルド・ロドリゲス監督は「サッカーを良く理解している選手だ」と高評価して、選手登録が完了した翌日のリーグ鳥栖戦からYBCルヴァンカップ準々決勝のアウェイ川崎戦まで天皇杯京都戦を含む公式戦7試合連続スタメン起用するほど信頼している。しかも、この7戦は4勝3分けで無敗である。

平野選手自身は「試合を重ねるごとに、確実に僕が出ている意義が体現できてきて、それが結果として・・・。ここ3試合は引き分けなんですけど、負けていないというのは良い方向に転がっている」と少し照れた表情を浮かべてニヤリと笑った。

平野選手が感じている試合に起用される意義は、やはり攻撃の起点だ。試合を重ねるごとにクサビの縦パスやサイドへの散らし、DFの裏を狙ったスルーパスなど、前線がキャスパー・ユンカー選手で2列目に3枚並べた形でも、小泉佳穂選手と江坂任選手の『浦和式ゼロトップ』でも臨機応変に対応できる。

(残り 2010文字/全文: 2477文字)

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