浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が横浜FC戦に向けて選手達に伝えた重要な要素とは

(Report by 河合貴子)

川崎戦が今後の戦いの基準に

リカルド・ロドリゲス監督が、東京オリンピック後の中断明けの札幌戦から9連戦と位置づけた横浜FC戦まで変則的な連戦であったが、ようやく連戦のラストゲームを迎える。YBCルヴァンカップ準々決勝、川崎戦で劇的な形で準決勝進出を決めた次の試合が横浜FC戦だ。この勢いに乗って、横浜FC戦では完封勝利を掴みたい。

リカルド監督は「ルヴァンカップは、確かに劇的な突破だったと思う。本当に奇跡的に次に進むことができました。内容的にも180分(ホーム&アウェイ)フロンターレに対して戦えたものが見られた。2試合で前からプレスを掛けることもできたし、ボールをキープすることもできて、現チャンピオンに対して対等に戦うことができた試合だった。

リーグ戦の1試合目(3月21日・埼スタ0-5)の時とは大きく違った。その時は、良いプレーが最初できたが、それが40分しかもたなかった。今回は、180分間戦えた。連戦の中では、内容が悪くても結果を残したゲームもある。そういう試合は、結果に価値があると思うが、私は(内容と結果)両方を求めたい。フロンターレには、良い内容で戦うことが出来て、勝つことは出来なかったけどしっかりと突破することができた」と本当に嬉しそうな表情を浮かべた。

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