浦レポ by 浦和フットボール通信

システムの中身は役割と組み合わせ、終盤戦に向けて観察したいもの【横浜FC戦プレビュー】

(Report by 轡田哲朗)

勝ち点3をきちんと取らないといけないゲーム

浦和レッズは11日にリーグ第28節の横浜FC戦に臨む。10日に名古屋グランパスが試合をする前の時点で、1回全チームが27試合終了となったので、今季で初めて順位表をそのまま受け取れる状態になった。その時点で言うと、勝ち点48のヴィッセル神戸が3位で、勝ち点47に3チーム。その後ろに勝ち点45で浦和が続いている状態だった。そこから名古屋が勝利して勝ち点50に伸ばしたが、リカルド・ロドリゲス監督が定例会見で話したように「横浜FCのように我々より下位にいるチームと対戦したときにしっかりと勝っておかなければ、上位と直接対決する時にチャンスが残らない」と言えるので、勝ち点3を本当に取らないといけない。

浦和は代表活動期間中に川崎フロンターレと対戦したルヴァン杯準々決勝のホーム&アウェーで勝利した。その試合では小泉佳穂と江坂任を前線に並べるスタメンが注目を集め、それが機能した部分もある。ただ、こうしたリーグ戦を日常的に戦っていく中で、毎試合が0-0で進めながら勝負所でキャスパー・ユンカーの投入というパターンに乗せて良いのかと言うと、リカさんがどう考えているかは分かりづらい。あくまでも予想でしかないが、リーグ戦では再びユンカーをスタメン起用するところから再スタートするような気がしている。

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