浦レポ by 浦和フットボール通信

ホーム開幕に向けて、相模原を意識した準備に余念なし【レディース練習レポ】

(Report by 河合貴子)

ホーム開幕は外国籍選手2人を擁する相模原との一戦

WEリーグ開幕戦は、昨年の皇后杯の雪辱を見事に果たして日テレ・東京ヴェルディ・ベレーザを2-1で逆連勝利した。開幕戦で好スタートを切った浦和は、ホーム開幕戦にノジマステラ神奈川・相模原を迎える。彼岸花が咲き秋の訪れを感じさせる練習場では、雲の切れ間から太陽光が差し込み夏の名残がある蒸し暑さの中で相模原戦に向けての練習が始まった。

東京NB戦で浦和を勝利へと導いた塩越柚歩選手は別メニューでの調整となり、軽くランニングをしたり、ボールを軽く蹴る姿があった。また、長期離脱中の長船加奈選手はじめ、文道美音選手、上野紗稀選手、一法師央佳選手たちの姿はなかった。

3カ所に分かれての通称鳥かごのボール回しでアップがいつも通りにスタートし、基本のパス&コントロールでは「1つ、1つのズレが、全体のズレになる!意識して!」とコーチ陣から鼓舞する声が掛かった。そして長方形のグリッドで、攻撃側の選手がグリッドの中に繋ぎ役として1人、外周に5人配置し、グリッドの中には守備側で鬼役の選手を3人配置したポゼッションゲームが始まった。守備側の3人が、うまく連動してプレスを掛けないとボールを奪うことができない。数的優位な攻撃側が優位なポゼッションゲームだが、繋ぎ役の選手をうまくおとりに使って奪うシーンなどが見られた。

(残り 1985文字/全文: 2571文字)

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