さいたまダービー大宮戦に向けた狙いとは【レディース練習レポ】
(Report by 河合貴子)
今週末、WEリーグ初のさいたまダービー
WEリーグ開幕2連勝を飾り、初代女王の座を目指して波に乗る三菱重工浦和レッズレディースは、今週末にアウェイのNACK5スタジアムに乗り込んで初のさいたまダービーとなる大宮アルディージャVENTUS戦に挑む。
前節、浦和はWEリーグの理念に基づく「WE ACTION DAY」のため、リモートを活用して浦和区の女子中学生を対象にした『浦和区女子サッカー・スキルアップスクール』を開催したり、練習の本拠地であるレッズランド周辺の清掃活動を行った。
ホーム開幕となったノジマステラ神奈川・相模原戦から約2週間も空いた試合のためなのか、それとも初のさいたまダービーの対決が楽しみでしょうがないのか、選手たちが生き生きと躍動する姿があった。
ただ、長期離脱中の長船加奈選手や文道美音選手、一法師央佳選手の姿はグランドになく、河合野乃子選手も別メニューで調整であった。しかし、同じ別メニュー組みでも塩越柚歩選手と上野紗稀選手は、復帰が早そうな感じで元気にランニングをする姿が見受けられた。
3カ所で通称”鳥かご”のボール回しからアップがスタートし、ステップワークやストレッチを念入りに行った後、相手チームのセンターバック2枚に見立てた人形の背後を崩すイメージのパス&コントロールが行われた。監督やコーチ陣からは「オフサイドにならないように、少し下がって膨らみを持って!」といわゆるチェックの動きの意識付けや、背後にマークが付いたときのターンの仕方や味方との連携などかなり実践的な動きを求められていた。
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