浦レポ by 浦和フットボール通信

期待のルーキー島田芽依がダービーでの初ゴールを狙う

(Report by 河合貴子)

WEリーグ開幕戦でデビューを果たす

三菱重工浦和レッズレディースには、今シーズン下部組織からトップチームへと昇格した選手が3人いる。GKの福田史織選手、DFの河合野乃子選手、FWの島田芽依選手だ。福田選手は、昨シーズンのINAC神戸戦で4-1とリードする中で89分に池田咲紀子選手に替わりピッチに送り込まれデビューを果たした。だが、ある意味でデビュー戦とは言えない現実だ。ルーキーの選手たちのポジションを見ても、GKには浦和の守護神でもあり、日本の守護神でもある池田咲紀子選手が、DFにも浦和のDFリーダーでも日本代表で活躍する南萌華選手が、そしてFWには昨シーズンのなでしこリーグ得点女王で浦和でも日本代表でもエースストライカーの菅澤優衣香選手が君臨している。ルーキーたちが、試合出場のチャンスを掴むのはなかなか難しい。だが、浦和の未来を支える才能豊かな逸材である。

楠瀬監督は若手が頭角を現わすのには「素直であること」「謙虚であること」「サッカーが本当に大好きであること」と3つのポイントをあげた。そして「素直は、話を聞いたりとか、自分のプレーを観察したりとか・・・。やっぱり謙虚な姿勢。そして好きであることは、練習が終わってもグラウンドから帰らない。やっぱり、この子は伸びるなと感じる」と優しい眼差しをした。ズバリ、福田選手、河合選手、島田選手たちに当てはまる。

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