レッズレディースが初のさいたまダービーに完勝で、開幕3連勝【河合貴子 試合のポイント/WE第3節大宮戦】
(Report by 河合貴子)
新設の大宮に力の差を見せつける
『PRIDE OF URAWA』は、WEリーグのさいたまダービーでもしっかりと示すことができた。WEリーグの創設と共に大宮アルディージャは、女子チームを立ち上げて大宮アルディージャVENTUSとして参戦してきた。昨シーズンのなでしこリーグ女王として、そして浦和の名に掛けても初のさいたまダービーで新設の大宮を相手に力の差を見せつけたい浦女たちの姿があった。
立ち上がりから攻守においてアグレッシブに主導権を握ったのは、もちろん浦和だ。5分、柴田華絵選手がしっかりとプレスを掛けてインターセプトすると、素早く清家貴子選手へと展開し、清家選手から縦パスを受けた猶本光選手のクロスを安藤梢選手がフリーでドンピシャ合わせたヘディングシュートが決まり浦和が先制。菅澤優衣香選手がDFを釣る動きで空けたスペースを見事に活用した華麗なゴールシーンであった。
先制された大宮は、浦和の隙を突くようにボランチの上辻選手やFWの井上選手たちがミドルシュートを放ち出した。浦和も流動的に動きながらポゼッションしていくものの、なかなか大宮のゴール前を閉める守備を崩しきれない展開になってしまった。
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