浦レポ by 浦和フットボール通信

Jリーグが一般席に加えて、ワクチン検査パッケージを用いたチケットを販売へ ルヴァン決勝も1万席を想定

第10回Jリーグ実行委員会の後にメディアブリーフィングが行われた。

冒頭に村井チェアマンは「10月に入りまして、緊急事態宣言、まん延防止措置いずれ全国的に緩和が進み、少しずつではありますが、お客様の入場数が少しずつスタジアムに戻ってきていただいてる実感を持っております。1日から3日までの限られた試合数ですが、 10月からは暫定移行措置として1万人を目途に50%もしくは1万人の基準値でオペレーションを行っております。10月2日の等々力陸上競技場での川崎フロンターレとFC東京は9789名。そしてパナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪と札幌の試合で9987人ということで、1万人上限のところで、1万人弱で、ほぼチケット完売で このレギュレーションの中で満員の状況でのスタジアムも見え始めています。 1日から3日までJ1全体で平均が7226人という形で、ざっくり試算すると7割のお客様に来ていただいております。今まで5000人でオペレーションをしていて、急遽10月からという形になりましたが、そういう意味ではスタジアムでの観戦を待っていたお客様に少しずつ緩和の中で多くの人に来ていただいているという実感を持っています。

こうした状況の中で、今のレギュレーションプラスアルファの部分をワクチン検査パッケージという形で、一定のワクチン接種もしくは陰性証明をお持ちの方々に特別枠での入場を、いわゆる実証検証という形で、政府との協議の中で10月から進めていく予定です。明後日のルヴァンカップ準決勝では、名古屋グランパスのホームで実証検証が行われる予定です。しっかり安全性に配慮しながら今の段階では試合観戦に関するガイドラインが大きく変わるわけではありません。ワクチンパスポートを持ってるような方々の入場数の緩和という形で、そのオペレーションに関する実証検証中心に行っていきますが、あくまで感染対策をしっかり行いながら、少しでも入場数を増やしていくことをトライしていきたいと考えています」と挨拶した。

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