浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が決勝進出へ意気込み「90分間自分たちの最高のレベルを見せ続けたい」」

(Report by 河合貴子)

準々決勝川崎戦の成功体験を生かす

YBCルヴァンカップ・準決勝第1戦は、C大阪を相手にホームさいたまダービーで1-1の結果であった。再び我らがホーム、埼玉スタジアムへと戻り決勝の舞台に立つためには、アウェイで1-0以上の勝利か、もしくは2-2以上の引き分けに持ち込まなければならない。

連戦を考慮してリーグ神戸戦から7選手を入れ替えて臨んだC大阪戦であったが、リカルド・ロドリゲス監督は「前半は良かったと思う。後半に入ってから相手がクロスをより生かしてくるようになり、ダメージを与えられるような場面があった。クロスバーに当たる場面やミドルシュートなどがあった。自分たちのロストから難しい場面があったりして、20分間ぐらい良くない時間帯があった。ただ、最後の交代のあとは押し込んで、試合を支配しながらキャスパー(ユンカー選手)や達也(田中選手)の場面もできた」と準決勝第1戦のC大阪戦を振り返った。

そして、険しい表情を浮かべて「神戸戦を共通しているのは、20分ずつぐらい集中が切れている時間があった」と1-5で大敗を喫した神戸戦を思い出しながら、1失点で抑えたものの神戸戦と同じように大量失点をしていた可能性をほのめかし、「例えば1-3で負けていれば、より難しい状況だったと思う。1-1で終われてまだ良かった」と安堵の表情を浮かべた。ただ「セレッソの方がアウェイゴールというアドバンテージを抱えている状態だ」と話し「90分間、パフォーマンスを維持するべきだと思っている」と話した。

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