浦レポ by 浦和フットボール通信

楠瀬監督が、代表5選手欠場の対応策について語る

(Report by 河合貴子)

なでしこジャパンの5選手が次節欠場に

※2021-22 Yogibo WEリーグ 第11節(12/4・5) 全5試合が延期されることが決定した。

未明まで続いた荒れ模様の天気から穏やかな晩秋の陽気に包まれる日中、WEリーグ前期最終節のアルビレックス新潟レディース戦に向け準備をしている三菱重工浦和レッズレディースに衝撃が走った。なでしこジャパン・オランダ遠征に参加していた選手たちが、新型コロナウィルスのオミクロン株の対応の一環として14日間の待機をすることになってしまった。本来であれば、12月1日に帰国して、週末の新潟戦に出場する予定であった池田咲紀子選手、南萌華選手、高橋はな選手、猶本光選手、菅澤優衣香選手の主力である5選手の欠場が決まったのだ。

代表選手たちが不在の中で練習はしてきたとはいえ、「練習が終わってみたら・・・。えっ、出られないんだ」と楠瀬監督は絶句した。「不安で想像をしていたが、ハッキリと『出られない』と明言された。さぁ~どうなるかなと思っている」と正直に胸中を明かした。万が一のことを考えて森総監督と一緒に構想は練っていたそうだ。

怪我のため長期離脱を余儀なくされている長船加奈選手や栗島朱里選手たちに加え、日本代表の主力の5選手を欠くのは、浦和にとって本当に痛い状況になってしまった。だが、ある意味で出場機会に飢えていた選手たちやルーキーたちにとっては大きなチャンスが巡ってきたともいえる。

(残り 1366文字/全文: 1982文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ