浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督がJ1優秀監督賞を受賞【Jリーグアウォーズ2021】

川崎フロンターレが勝ち点92と圧倒した勝ち点を稼ぎ、2年連続4回目の優勝を果たした明治安田生命Jリーグ2021シーズン。このシーズンを締めくくるJリーグアウォーズ2021が開催された。

村井満チェアマンは会の冒頭に「2021シーズンは、98%が有観客試合になりました。Jリーグは常にお客様と共に、という覚悟でやってきました。そして500万人を越えるお客様にお越しいただきました。一件のクラスターも起こすことなくシーズンを終えることができました」と、感染対策に協力した方々への感謝もあわせて挨拶した。

アウォーズで各賞が発表された。功労選手賞には大黒将志、佐藤寿人、清水健太、曽ヶ端準、徳永悠平、中村憲剛、前田遼一。フェアプレー個人賞は、DF山根視来(川崎)が初受賞。フェアプレー賞(高円宮杯)は川崎フロンターレが初受賞。浦和レッズもフェアプレー賞(J1)を5回目の受賞をした。

最優秀主審賞は飯田淳平主審が初受賞。最優秀副審賞は西橋勲副審が初受賞。最優秀育成クラブ賞は、柏レイソル、湘南ベルマーレの両クラブが初受賞。最優秀ゴール賞は柿谷曜一朗(名古屋)の第37節のゴールが選ばれた。ベストヤングプレーヤー賞はMF荒木遼太郎(鹿島)が受賞した。

得点王は23ゴールで、レアンドロ・ダミアン(川崎)、前田大然(横浜FM)が同率で初受賞。

ベストイレブンは、GKランゲラック(名古屋)DFジェジエウ(川崎)、谷口彰悟(川崎)、山根視来(川崎)、MF家長昭博(川崎)、アンドレス・イニエスタ(神戸)、稲垣祥(名古屋)、脇坂泰斗(川崎)FWレアンドロダミアン(川崎)、前田大然(横浜FM)、旗手怜央(川崎)が選出された。最優秀選手賞(MVP)は、川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアン選手が選ばれた。

浦和レッズからは優秀選手賞で、江坂任選手、キャスパー・ユンカー選手が選出された。また、J1の優秀監督賞に、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が選出された。

原博美副理事長は「去年の浦和のスタイルから、サッカーを変えたということが評価されました。スタイルを変えて成績を残した監督が他にもいたが、インパクトが一番あったのがリカルド監督だった」と選考理由を述べた。

リカルド・ロドリゲス監督は「これはクラブとして獲った賞だと思っています。選手、スタッフなど全員の努力の賜物です」と、受賞を喜んだ。

浦和レッズとしては、リーグ戦は6位で終わり目標とする3位以内には及ばなかったシーズンとなったが、来季は目標とするリーグ優勝を果たして、この舞台の主役になることを期待したいところだ。

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