リカルド監督が語った、決勝で必要なものは「タイトルをもたらすものは人間としての質や一体感」
(Report by 河合貴子)
経験のある選手が力に
リカルド・ロドリゲス監督は、天皇杯優勝に向けてのキーポイントに「メンタル面」をあげた。やはり決勝の舞台は独特の雰囲気があり、それに飲まれてしまい本来の力が発揮できない場合も多々ある。対戦相手の大分にとっては初の天皇杯決勝だが、浦和は3年ぶりの決勝進出である。浦和の前身である三菱重工業サッカー部時代から数えると12回目の決勝戦となる。(7回優勝 浦和レッズになって4回決勝進出 3回優勝)
浦和には、阿部勇樹選手をはじめ槙野智章選手、西川周作選手、宇賀神友弥選手、関根貴大選手などタイトルが掛かった試合を経験している選手たちがいる。リカルド監督は「若いだけではいけないと私も思っている。経験も必要だ。経験を積んだ選手たちの成熟度が、若手を守ることにもなる。経験のある選手たちと若手の間でいいコミュニケーションが取れていると思う。いい関係を築いているし、全体として団結している。経験のある選手たち同士で集まったり、若手同士で集まったりすることもありますが、それだけではなく、経験のある選手と若手がミックスしている状況も見られる。今シーズンは、サッカーではありえないと思えるくらい人間関係の混乱が少ないシーズンだった。それは、人間として質の高い集団だからだと思う。そのいいシーズンの最後の一歩ですが、タイトルをもたらすものは人間としての質や一体感だったりする」と話した。
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