池田咲紀子が隔離期間で苦しむも皇后杯に向けて気持ちを高める
(Report by 河合貴子)
皇后杯に向けてコンディションを上げる
「総力戦になる。全員で一つ、一つ闘って必ず優勝したい」と皇后杯に向けて力強く話したのは、浦女の守護神・池田咲紀子選手であった。なでしこジャパン・オランダ遠征に招集されていた池田選手は、オミクロン株のコロナウイルス対策の影響で14日間にもわたる隔離生活を強いられた。サッカー選手にとって、14日間の隔離生活ではコンディションを維持するのも大変だ。しかもシーズン中に、だ。非常に厳しい現実を突きつけられた池田選手は「隔離期間中は、心身ともに動けないストレスなどがあり、隔離が空けた後のコンディションに不安もあった」と胸中を吐露した。
政府が定めるオミクロン株への対応として、空港検閲所の指定ホテルにて6日間隔離され、7日目以降は自宅か事前に手配されていた宿泊施設で14日目まで隔離生活となり、チームに合流できたのは先週のことであった。
チームメイトたちとの練習に参加できない状況でも、池田選手は限られた中で自分でできることをやってきた。「合流してみんなとトレーニングができ、現在は頭も身体もとても整理されている状態です」と隔離期間が終わり心身ともに非常にコンディションは良いようで、皇后杯4回戦となる伊賀FCくノ一三重との対戦に向けても着々と準備をしている。
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