浦レポ by 浦和フットボール通信

岩尾憲「残された時間が若い選手達と比べてそんなに長くないというところで、自分が時間の使い方をどうしたいのかというところで移籍を決断した」【新加入選手囲み会見】

19 MF 岩尾 憲

―年明けまで発表がということで結構ギリギリまで迷われたのかなと思いますが、この決断への思いを聞かせて頂けますか

6年という長い年月で、徳島ヴォルティスというクラブでプレーをさせていただいた中で、今回浦和レッズさんからオファーをいただいたというところと、引き続き力を貸して欲しいという徳島ヴォルティスサイドと、自分の思いのところで、簡単に決められるようなお話ではなかったので、少し時間を要してしまいましたが、最後は自分が34歳になるキャリアで、残された時間が若い選手達と比べてそんなに長くないというところで、自分が時間の使い方をどうしたいのかというところで、浦和レッズさんにお世話になるということを決断しました。

ーリカルド監督と長い付き合いがありますが、今の浦和レッズとリカルド監督はどう見えていたか

リカルド監督が浦和レッズに移籍して、僕も4年という時間をリカルド監督と過ごさせていただいた中で、実を言うと少し寂しいというか悔しいと言いますか、そういった思いもあって、なかなかゲームをしっかり見ることができなかったんですが、改めて対戦相手として戦った時に、相変わらず、コンセプト、自分のサッカー哲学を大事に指導されてるんだろうなっていうのを感じる試合をしているという印象でした。ただ、僕もリカルド監督一年目を共にやらせていただきましたけど、体現しようとしているサッカーは今日、明日とか一年とか、そういった短い時間でできるものではないと、僕自身も体験しているのでえ、なかなか良いサッカーができてるなと感じる一方で、まだ成熟はしていないんだろうなという部分も同時に感じていました。

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