浦レポ by 浦和フットボール通信

酷い風雨の中、1年前とは違うと感じたもの【沖縄キャンプ現地レポ 7日目 】

(Report by 轡田哲朗)

馬渡も「良くやってましたね」と話した去年も見たメニュー

(※荒天だったために写真は少なめですがご了承ください)

浦和レッズは1月17日から沖縄県でトレーニングキャンプを実施している。私はこの日から最終日まで練習取材をする予定だが、いきなり酷い天候に当たってしまった。かなりの風にチームも「予定の30分くらい前までに外でやるか決めよう」という状況だったそうで、結果的にはピッチを使ったトレーニングになったものの、ギリギリのラインだったようだ。それもあってか、午後のトレーニングはオフになった。正直なところ、賢明な判断のように思える。

そうした中で、1年前のキャンプやシーズン中のトレーニングでも行っていた、3グループに分かれてのパスワーク、プレス、逆サイドへの打開を狙うメニューが行われた。あらためて記すと、ボールを持つAチームにBチームがプレスに行き、Aチームは決められた本数(今日は6本だったようだ)をつないだ後にCチームへ展開すればOKというもの。展開に成功すれば、Cチームに対してBチームが再びプレス役になるし、Bチームが奪ってCチームに渡したなら、Aチームがプレス役になる。要は「負け残り形式」で続いていくので、サッカー的な動きで身体的な負荷を高めると同時に、リカさんのサッカーの基盤にある後方からのビルドアップとハイプレスを同時にアプローチできるものになっている。

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