浦レポ by 浦和フットボール通信

試合前日は守備の確認、同じ最終形に至るまでのバリエーション【沖縄キャンプ現地レポ13日目】

(Report by 轡田哲朗)

明本が別メニューから復帰して全体練習に

浦和レッズの沖縄県トレーニングキャンプは、29日に午前練習のみを実施。翌日に完全非公開で行われるトレーニングマッチのサガン鳥栖戦に向け、この日は主に守備の確認が行われた。

こうやってキャンプ取材に来ると曜日の感覚がなくなるが、明日の試合が日曜日なので沖縄キャンプはラスト1週間が始まる。そうやってみると、今季の公式戦初戦になるフジフィルム・スーパーカップまで2週間、Jリーグ開幕まで3週間ということになる。スーパー杯に関しては、あまりひどい負け方さえしなければ賞金の出るテストマッチのように扱ってしまって良いと思うけれども、その意味では時間があるようでないし、ないようである。この捉え方は本当に人それぞれになりそうだ。

キャンプの期間というのはどうしても、疲労やちょっとした負傷により別メニューになってしまう選手もいるし、戻ってくる選手もいる。この日は明本考浩が全体に合流する姿があり、喜ばしいことだった。

現代サッカーの標準装備を再確認

この日のメインは4バックの状態からサイドを突かれた場合の守備を確認することだった。確認という表現を使ったのも、原則的には昨季と同じような部分があり、大きく分けて3パターンを確認することになった。特に、サイドハーフが下がらずにサイドバックが対応する時、どのような形でブロックを「4-4」から「5-3」へ切り替えるかの確認になった。

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