浦レポ by 浦和フットボール通信

ショルツが今季リーグ優勝を果たすために必要だと考えていることとは

(Report by 河合貴子)

Jリーグ、リカルド監督のサッカーにも順応

「リーグ上位で闘いたいならば、去年よりシャープな動きやプレーが要求される。Jリーグの結果を見ると1点差の試合が多い。優位に試合を運んでさらに支配したいと思う」と意気込んだのは、アレクサンダー・ショルツ選手であった。

昨シーズン、夏の移籍ウィンドウで浦和にやって来たショルツ選手にとって、今シーズンは初めから参加できることは、ショルツ選手自身もチームにとっても大きい。

「プレシーズンから一緒に練習ができることによって、流れが楽になる。昨シーズンからいたことによって、リカルド監督のアイディアやクラブ、リーグのことも理解している。今季は、開幕からシャープな動きを見せたい」と笑顔をみせた。

昨シーズン、コロナ渦の影響によりチームに合流したのは8月7日のことであった。14日間の待機生活をしていたのにも関わらず、8月14日に開催されたホーム鳥栖戦で短い時間であったがJリーグデビューを果たした。その2試合後の徳島戦では、スタメン入りすると浦和の不動のセンターバックになっていた。センターバックとしての守備力はもちろんだが、やはり一番の魅力は後方からの攻撃の組み立てに参加でき、重戦車のように力強くドリブルで持ち上がることができることだ。見事に浦和にマッチした印象だ。

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