浦レポ by 浦和フットボール通信

少し懐かしい練習と、当時との違い 「3人」は1つの重要な単位【沖縄キャンプ現地レポ17日目】

(Report by 轡田哲朗)

ツッコミを入れられる関係になれたのはOK

浦和レッズの沖縄県トレーニングキャンプ、2日は午前と午後の2部練習が行われた。午前も午後も、ギリギリ天気が持ってくれて良かったねという印象で、午前練習が終わった直後から午後練習が始まる直前まで、そこそこ強い雨が降ったので、トレーニングに影響を与えないで終われたのは幸運の1つだと言えるだろう。

今日のトレーニングを見て感じたのは、午前練習でやってみたことに少し課題を感じたことが、午後練習に影響したのではないかということ。こういう社会情勢もあってリカルド・ロドリゲス監督に色々と聞いてみるのも簡単ではないのだけど、予定していたメニューと臨機応変に変更していくメニューをどう構成し、考えているのかはどこかで聞いてみようと思っている。

午前も午後も、石栗建フィジカルコーチが声を掛けながらやっている、ウォーミングアップの中にチームビルディングの要素が入るメニュー、例えばリフティングをしながらパスを回すとか、何人かのユニットを作りながら競争をさせるようなもので、選手同士がワイワイする中で「それ、いけねえかー!」というような、褒めるだけじゃないツッコミの声が聞こえるようになってきたのは良いことだと思う。人間関係の中には、仲良くならないと言えない軽口はあるので、いかにコロナ禍といえども共同生活をしながら時間を共有していくことの価値を感じられる。

ミシャの時によく見たような「3人組」の攻撃

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