浦レポ by 浦和フットボール通信

川崎に敗れて開幕4戦勝ち無し 試合内容は良いが勝敗を分けている所は【河合貴子 試合のポイント/J第10節川崎戦】

(Report by 河合貴子)

4戦勝ち無しの状況に・・・。

「全体的に試合展開は良かったと思う」とリカルド・ロドリゲス監督は、苦々しい表情を浮かべた。

浦和はリーグ初勝利を目指して川崎に乗り込んだが、1-2で敗戦。リーグ開幕から良い内容で闘いながらも結果が伴わずに1分け3敗。4戦未勝利になってしまった。

33分にゴールに向かって右斜め45度の馬渡和彰選手のFKを、ゾーンDFの隙を突いた岩波拓也選手がしっかりと合わせたヘディングシュートを決めて先制するも、主導権を握りながらも追加点が奪えず・・・。62分に脇坂選手の左CKをファーサイドで家長選手に合わされると、同点に追いついた勢いに乗った川崎は64分に斜めのクサビのパスを受けた脇坂選手が力強くドリブルで中央を突破してDFを引き付けたところを山根選手がフリーでしっかりとゴールへ流し込んだ。わずか2分間の川崎の逆転劇であった。

家長選手の同点弾は、川崎にとっては初めてのCKだった。CKに55分ぐらいから今まではまっていた浦和のプレスがはまらなくなり、川崎に主導権を握られた我慢の時間帯であった。どんな試合でも必ず相手に押し込まれて我慢する時間帯はやってくる。リカルド監督は「立て続けにやられたところから我々の勝ち点が持っていかれたという印象だ」と悔しそうに話していた。

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