浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督「大邱に勝つことができれば次への可能性が大きく広がるチャンスになる」【ACL大邱FC戦 試合前日公式会見】

(取材協力)浦和レッズ

リカルド・ロドリゲス監督

ーAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022 グループステージ MD3 大邱FC戦の試合に向けて意気込みについて。今のところ2試合で勝ち点6を取っているが、グループステージ突破に向けてどう考えているか?

すごくいい流れで来ていますし、いいスタートを切れたと思っています。次の試合は我々にとって非常に大事な試合ですし、勝つことが非常に大事だと思っています。3試合目、4試合目と厳しい試合が続きますが、ここでしっかりと勝てれば次のステージに進む可能性が大きく広がります。試合に勝つことに向けて、メンタルもしっかりといい準備を進めて、一試合一試合戦っていくこと、そしてその先にグループステージを首位で突破できるようにしていきたいです。

ー大邱FCについてどのような印象を持っているか?どのようなことに気を付けなければいけないと選手たちに伝えているのか?

大邱FCについては、攻撃はクロスが多く、前線にターゲットになる選手がいますし、縦に速いダイレクトプレーやミドルシュートが多いチームだと思っています。フィジカル的には高さがあるチームだと思います。この試合に勝つために大事になってくることは、自分たちが取り組んでいるパフォーマンスをしっかりと上げながら戦っていくことです。この試合に勝つことができれば次への可能性が大きく広がるチャンスになると思っています。

ー大邱FCとは2勝同士で対戦することを予想していたと思うが、現状はレッズが単独で首位に立っている。それが試合に何か影響を与えるか?

前回も言ったように、最初のゲームで、しっかりとこの大会のいいスタートを切ることが大事でした。そしてまた大事な試合が来ると思っています。どのチームも戦えるチームですし、実際に先日の試合でもライオン・シティ・セーラーズがいい試合をして大邱FCに勝利しました。どういったことも起こり得ますので、リラックスせずにしっかりと戦うことが大事です。相手チームは常に分析してきますので、何が起きるか分かりませんし、だからこそ自分たちのパフォーマンスをいかに高めていくかを大事にしていきながら、勝ち点3ずつ積み重ねていきたいと思っています。

ー2試合で20人の選手を先発で起用し、2勝を収めている。山東泰山戦でも選手全員が戦術を理解していることを見せたと思うが、11人を選ぶのが難しい状況なのか?

11人を選ぶことは非常に難しいと思っています。ただ、試合も多いですし、この暑さと湿度の中、チームとして勝ち点を多く取っていくことを考えていければと思います。山東泰山戦では全員がしっかりとチームとしてやるべきことを理解しながらプレーしてくれたと思っています。監督としてはそういったところが非常に大事だと思っていますし、彼らのパフォーマンスと戦術理解度に関してうれしく思います。チームがやれていること、実際にやれたプレーに対して満足しています。

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