浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督「大邱に1試合でも勝てなかったことには悔しさが残るが、チームにとってこの大会自体が成長につながったと思う」【ACL2022山東泰山戦の試合後会見コメント】

(取材協力)浦和レッズ

リカルド・ロドリゲス監督

ーファン・サポーターへのメッセージをお願いします

まずは日本からタイに来てくれた多くのファン・サポーターの方々に感謝しています。毎試合ホームゲームのように応援してくださって、我々はすごく感謝していますし、日本や他の国で応援してくださった方々にも感謝しています。まずはグループステージを突破することができ、目標を達成することができましたので、ここまで応援してくださった方々に感謝申し上げます。

ー大邱FCの2試合で勝利がなく、苦しい状況だと思ったが、それでも突破を決めた。グループステージ6試合を振り返ってどうだったか?

大邱FC戦に1試合でも勝てなかったことには悔しさが残ります。1試合目は難しい時間帯もありましたし、2試合目は良かった時間もありました。他の4試合は数多くのゴールを取ることができましたし、グループステージ全体で最もゴールを取れたかどうかは分かりませんが、それくらいしっかりとゴールを取れました。チームにとってこの大会自体が成長につながったと思いますし、何より引いた相手に対してどう攻撃していくかということは成長したと思っています。最終ラインを5枚、時には6枚にして引いて守ってくる相手をどう攻略するかというところは学んだと思います。これからの目標はJ1リーグでしっかりと上位との差を詰める、そしていい試合をしていくことです。

ー大邱FC戦の敗戦の後、3試合無失点が続き、非常に良い勝利も収めたが、何か変わったことはあったのか?

そこまで大きくは変わっていないと思います。大邱FCとの2試合目に関しても、我々はしっかりと試合に入れました。ライオン・シティ・セーラーズ戦も今日の山東泰山戦もしっかりと相手を上回りながらプレーすることができたと思います。細かいところの変化や出ている選手の特長が変わっているということはありましたが、チームとして大きく変わるところはありませんでした。

ー連戦メンバー27人を使いきる形でグループステージを終えたが、これだけ多くの選手を起用できたことについてどう感じているか?

この前も言ったことではありますが、チームにアレックス(シャルク)やダヴィド(モーベルグ)といった選手が入った中、チームとして成長していくべきこと、コンセプトの理解を深めることができたと思います。今回は加入後初出場の選手もいましたが、そのチャンスを彼らが得たことにより、チームとしてもモチベーションを保ちながら進めることができると思っています。

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